消費者金融と銀行の違い

消費者金融と銀行

銀行

現在の消費者金融の有名どころは独立性はあるものの、多くは銀行の系列になっています。
銀行ローンに対し、金利の高さはあるものの審査を含めて手軽に扱えるところが大きなメリットして消費者金融は大きく伸びて来ました。
銀行もそれに対抗しようとしましたが結局敵わないと考え、その資金力を背景に消費者金融と協力して市場を広げていくという戦略を採ったのです。
その為、自然、小回りはきかないが低金利の大口向けは銀行が、金利は少し高いが小回りのきく小口向けが消費者金融と棲み分けが出来てきました。

 

消費者金融と銀行の合同会社

合同

合同の会社が次のような経緯で誕生しています。以下に銀行が消費者金融の守備範囲に進出したがっていたかがお分かりでしょう。
・モビット :三和銀行(後のUFJ銀行、現在の三菱東京UFJ銀行)、プロミス、アプラスが共同出資。
・アコム :2001年08月に東京三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)、アコム、三菱信託銀行、DCカード、ジャックスが共同出資して、DCキャッシュワンを発足するも、アコムの完全子会社となり解散。
・プロミス :2000年01月にさくら銀行(現在の三井住友銀行)、日本生命、三洋信販、ampmが共同出資してアットローン発足も、プロミスに合併されて業務終了。

 

消費者金融と銀行の違い

このような色々な経緯もありますが、消費者金融と銀行は各々に特徴があり、それが両者の棲み分けをなっています。
利用する場合は、各々の違いをよく理解してからがいいでしょう。

 

1) 金利と借り入れ限度額

 金利は消費者金融の方が高く、借り入れ限度額は銀行の方が大きくなります。
 金利が高くても消費者金融を利用するのは、その審査基準が銀行ほど厳しくないので、利用する手軽さがあるためです。
 ただ大きな金額は借りれませんので、クルマや住宅のローンは銀行に依頼することになります。その際は銀行の金利の安さは大きなメリットです。

 

2) 審査

 既に上の欄で触れましたが、銀行は金利が安い代わりに審査は厳しくなります。勤務している会社からの書類も必要になりますし、審査期間も掛かりますので、手軽に利用するという訳にはいきません。
 消費者金融の場合は、銀行のデメリットを逆用して、新規に利用する場合でも早ければ当日中の融資が可能です。
 尚、消費者金融の金利の高さもその審査の早さと無関係ではありません。銀行の審査が厳しいのは返済能力の審査をしているためであり、安心して貸せる人と判断することで金利も低く設定しているのです。

 

3) 総量規制

 手軽に借りることが出来る消費者金融が多くの人に利用されるようになると、いろいろなトラブルが出てきました。返せなくなる人が増えたのです。借金を返すために他から借金するという多重債務も増えました。
 そうなると行政も黙って見ている訳にはいきません。全ての消費者金融から利用者情報を集中管理する機関を設け、どこの消費者金融で借りてもその人の利用状況をその集中管理機関が把握出来るようにしたのです。
 消費者金融は借金を申し込んできた人の、他の消費者金融分も含めた借入総額を集中管理機関に照会し、合計でその人の年収の1/3以上は貸さないように規制しています。それが総量規制です。
 借りる人は自分の借金状況は全ての消費者金融が把握していると思ったほうがいいでしょう。(この集中管理の管理外にあるのが闇金となります)
 尚、銀行は法律が異なることから、この総量規制には関係ありません。クルマや住宅ローンを借りる場合にこれらの借入総額を申請することもありますが、それでNGとなることは無いようです。

 

まとめ

消費者金融と銀行の違いをまとめると以下となります。利用目的に合わせて両者を上手く活用しましょう。

 

消費者金融

銀行

【金利】 高め 【金利】 低め
【借入限度額】 〜500万円 【借入限度額】 〜1000万円
【審査】 手軽 【審査】 厳しい
【審査時間】 最短当日 【審査時間】 数日〜
【総量規制】 対象 【総量規制】 対象外